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2020-05-31

ハイ・ファイブ /LIVE FOR FUN (2008年)

フェラーリ 360モデナ スパイダー(1999~2005年)

ローマを拠点に活動するジャズ・クァルテット・ユニット「ハイ ファイブ」のブルーノート東京でのライブ録音。いきなりマッコイ・タイナーの「Passion Dance」の目の覚めるような鮮やかな演奏でスタート。熱感は高い。情熱的な赤いフェラーリは360モデナ。ジャケットの撮影とデザインは DJ、ミュージシャンとしても活躍するグラフィックデザイナー 高宮紀徹氏が手掛ける。クルマはイタリアつながりでセレクトされたもののようだが、インナー・スリーブにあるフェラーリに乗り込んでいる写真の5人の雰囲気はいかにもぎこちなく「借り物」感にあふれているのは微笑ましい。撮影は都内近郊のようだ。

「ハイファイブ」は2002年にファーストアルバムを発表したホーン入りジャズ集団。50~60年代のモダンジャズのオーセンティックなスタイルで、広く支持を集めている。メンバーの中でトランペットのファブリツィオ・ボッソは特に注目を集めており、世界でもトップクラスとの評価だ。このグループにはリーダーは存在せず、全員が独立したミュージッシャンとして作曲も行う。

このアルバムはブルーノート移籍の第一弾。音質、ライブ感ともに素晴らしいジャパン・プロデュース作品。録音やアートディレクションもすべて日本で行われている。だから、というわけではないと思うが、音楽配信などではラインナップされていないのが残念。「ハイ ファイブ」は高く手のひらを合わせる「ハイタッチ」のこと。うまく行ったときには互いに「Give me five!」と言って成功をたたえる。イタリアの気鋭の若手グループには良く似合う名前だ。

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